アーティストと職人

June 11, 2009 6:26 PM

我々の職業って、ある特定のシーンでは「先生」と呼ばれる・・。
ポップスの世界ではまずありませんが、
E歌に近寄るほどそうなります。
その場合、作詞家・作曲家も「先生」なので、
特に「いや、先生はやめてください」とも言わないようにしてます、
面倒だし、かえって失礼かも（笑）

これはまあ、「先生」と呼んでおけば失礼がない、
という程度の軽いものでしょうが、
思えば「先生」と呼ばれる職業は結構ありますよね。
医師、弁護士、会計士、教師、牧師、茶・華道の先生、
そろばんや習字、お稽古ごとも生徒を取って教えていれば
その時点で先生だし、漫画家、作家、そして芸術家・・。

先日、アレンジャーはアーティストか職人か？
なんてことを漠然と考えてました。
ま、どっちでもたいした問題ではないにしろ(^^;)、
「アーティスト」でござい、って立場で仕事をしている人は、
まあ、居ないだろうなあ、一部を除いては・・・。
現在、編曲だけ（いわゆる譜面を書くだけ）しかやらない、
って人はまず居ないと思います。
なにがしか楽器を受け持ったり、指揮したり、
コンピューター操ったり・・。
アレンジャーって、どの時点かでアーティストになるんですかね。
やっぱ人前に出るとアーティストかな。
じゃ、バンマスはアーティストか？？
ん〜〜どうでも良いことをグルグル。

で、この前テレビをつけてたら、工芸系の職人さんが出ていて、
「俺たちゃ芸術家と違って、良いものをいかに速く作るかだろ！」
って発言されていました。
おおっ！これはまさにその通り。
私たちも「良いものをいかに速く作るか」というのは、
大きな要素です(^_^)v　じゃ、
やっぱり職人かな・・。
でも、作ったものをさらに表現豊かにする作業もあったりするから、
そこからはアーティストの域なんでしょうかねえ・・(^_^)

先月バイクの上で発見した猫（5／28）を、
違うバイクの上にて発見(^^;)
あのクッション感がよろしいのかな。